ドッグウェアクリエイター🄬とは
ペットと人のより豊かな社会を目指し
機能的で快適な高付加価値の手作り犬服を
「作る」「教える」「広める」クリエイターです。
ドッグウェアクリエイター🄬は、(社)日本ペット服手作り協会の登録商標です。当協会が主催するドッグウェアクリエイター🄬講座の上級講座を修了し、手作り犬服に関する一定以上の知識と技術を有すると認められた方で、向上心を持ってさらなるレベルアップを目指す方をドッグウェアクリエイター🄬と認定しています。
ドッグウェアクリエイター🄬の仕事
ドッグウェアクリエイター🄬と認定された方の多くは、手作り犬服を「作る」「教える」「広める」ための仕事に携わっています。様々な分野で活躍中のドッグウェアクリエイター🄬は、もともと自分の愛犬のために趣味で犬服を手作りしはじめた人たちがほとんどです。そこから手作り犬服の楽しさや奥深さを知り、本格的に学ぶことで仕事につなげたり、交流を広げたりしています。
手作り犬服を「作る」
趣味で犬服を作る人が増え、ハンドメイドマーケットやフリマアプリ、ネットショップなどで気軽に販売できるようになりました。自分のブランドを立ち上げ、犬服作家として活躍する人も増えています。
もちろん、一生懸命作った犬服を販売しても、売れるとは限りません。市場には手作り犬服があふれています。質が高いものもあれば粗悪品もあり、まさにピンキリ。特にインターネットでは実物を見られないため、慎重に比較検討してから購入する人が多いのではないでしょうか。
自分の作品を他のたくさんの作品の中から選んで買っていただくには、デザインや価格設定も大切ですが、縫製や生地選びなどの「作る」技術が重要となります。ドッグウェアクリエイター🄬は、手作り犬服に関する一定以上の知識と技術を有することの証。
ドッグウェアクリエイター🄬として高品質な犬服を作り、その価値を伝えることで、ほかとの違いが明確になり販売につながりやすくなるでしょう。
何より、確かな技術をもって作られた犬服は、サイズのバラつきが少なく、耐久性も優れています。同じデザイン、同じ型紙でも着心地が違ってきますので、愛犬の反応も良いはずです。
さらに、近年はペットの寿命が延びたことで、介護服や術後服のニーズも高まっています。快適な犬服を作る技術と知識は、ますます必要とされることでしょう。
手作り犬服を「教える」
ドッグウェアクリエイター🄬として、犬服作りを学びたい人に「教える」こともできます。個人でオリジナルの教材を作成し教室を開くことも可能ですが、ドッグウェアクリエイター🄬認定講師になれば、当協会の教材(レシピ・型紙等)を活用し、自宅やレンタルスペース、カルチャースクールなどでドッグウェアクリエイター🄬講座を開講していただけます。
現在活躍中のドッグウェアクリエイター🄬認定講師は、教える仕事の経験がない人がほとんどです。重要なのは、自分が教わった時に感じた喜びを、生徒さんに伝えていくこと。生徒さんが上手くできるまでサポートし、喜ぶ顔を見ることが講師にとって一番のやりがいです。
また、生徒さんの中には犬服作りを通じて家族の会話が増えたり、ご近所さんと親しくなったりして、教室に通うことに生きがいを感じる人も少なくありません。リアルなつながりが減っていると言われる昨今、教室で犬服作りを教える仕事は、多くの人と地域社会の幸せに貢献できます。
手作り犬服を「広める」
ドッグウェアクリエイター🄬の中には、新聞や雑誌のインタビューをはじめ、メディアへの出演や取材・制作協力、セミナーでの講演、ファッションショーなどを通じて、手作り犬服の魅力を伝える活動をしている人もいます。
手作り犬服の魅力は、愛犬の体型やライフスタイルに合わせて、機能や快適性を追求できること。それによって愛犬の健康維持に役立つのはもちろん、作り手の心も温かくなり、癒されると考えています。
また、人とペットがより豊かに暮らせる社会を築くうえでも、ドッグウェアクリエイター🄬の活躍が期待されています。多くの人にとって、ペットは癒しや安らぎをもたらす存在ですが、ペットに対する考え方や接し方は人それぞれ。手作り犬服を通じて、飼い主さんの責任感が自然と身に付くようになり、マナーも良くなることで、ペットを飼っていない人の反応も変わってくるでしょう。ペットの存在が地域の人の心を和ませ、交流を生むきっかけになるかもしれません。
そうなれば、愛犬と同伴で電車に乗りやすくなったり、一緒に出勤できる会社が増えたり、カフェや公園にも行きやすくなったりするかもしれません。愛するペットにお留守番をさせる機会が減り、家族として一緒に過ごせる時間も増えるでしょう。
さらに、地震や豪雨などの災害時にペットと一緒に避難するケースもあるため、避難先での抜け毛対策として、普段から服に慣れさせることも大切です。手作り犬服を「広める」ことは、いざという時の安心にもつながっていくのではないでしょうか。